第一生命HDが連日戻り高値、米FOMC受け資金運用環境が好転する期待

株式市場 銘柄

■米金利の上昇観測を映してドル高・円安基調になり外国人買い回復の見方も

 第一生命ホールディングス<8750>(東1)は21日、出直りを強めて始まり、取引開始後に4%高の1983.5円(68.0円高)まで上げて戻り高値に進んだ。米国の金融政策決定会合FOMC(米連邦準備理事会)を受けて量的緩和の段階的縮小や年内の追加利上げなどが一段と現実味を帯びる形になり、金利水準が上方修正されれば資金運用環境が好転するとの期待が強まった。

 また、米国金利の上昇観測を映して為替がドル高・円安基調となり、海外勢の日本株に対する注目度が回復するとの期待も出ている。同社株は主要な株価指数の構成銘柄であり、また、流通性が高いため大量の資金を収容できる点で海外機関投資家の資金が入りやすいとの見方が出ている。(HC)

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