マツダが戻り高値を更新、電機自動車でトヨタ、デンソーと新会社と伝わる

マツダ 7261

■8月の生産販売状況も発表し1~8月の国内販売台数は同2.4%増加

 マツダ<7261>(東1)は28日の前場、飛び出すように急伸し、11時過ぎに1758.5円(70.5円高)まで上げて戻り高値を更新した。28日付で8月の生産・販売状況(速報)を発表し、1~8月の国内累計生産台数は前年同期比1.2%減少したものの、同期間の国内販売台数は同2.4%増加したことなどが好感された。後場は1739.5円(51.5円高)で始まった。

 また、前場の中頃に、「電気自動車開発を加速、トヨタ、マツダ、デンソーが新会社設立へ」(NHKニュースWeb9月28日10時33分より)と伝えられたことも注目されている。

 報道によると、トヨタ自動車<7203>(東1)マツダ<7261>(東1)は(中略)ことし8月、互いに500億円を出資して資本提携することで合意し、電気自動車を共同開発する方向で検討を進めてきた。その結果、関係者によると、両社は開発を加速させる必要があるとして、自動車部品メーカー最大手のデンソー<6902>(東1)とともに、新会社を共同で設立する方針を固めたという。(HC)

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