クラボウが2007年以来の高値、O157など簡単に検査できる遺伝子検査キットなど材料視

株式市場 銘柄

■業績は拡大基調が続く見込みでPER16倍前後

 クラボウ<3106>(東1)は3日、再び上値を追って始まり、取引開始後に3.5%高の323円(11円高)まで上げて2007年以来の高値に進んだ。9月28日に「検便中のO157などの微生物を簡単に検査できる腸内病原性微生物の遺伝子検査キット「GeneFields(ジーン・フィールド)EHEC/SS」を開発した」と発表し、「10月2日から販売を開始」としたため、引き続き材料視されているようだ。

 業績は拡大基調が続く見込みで、株価水準はPER16倍前後、PBRは0.8倍前後。このため割安感が漂う雰囲気がある。(HC)

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