レイは今期18年2月期第2四半期連結業績予想の大幅な上方修正を発表

■TVCM制作の受注が好調に推移

 セールスプロモーションの企画制作を行うレイ<4317>(JQS)は、今期18年2月期第2四半期連結業績予想の大幅な上方修正を発表した。

 TVCM部門において、TVCM制作の受注が好調に推移し、業績も好調だったことが上方修正の要因。

 第2四半期連結業績予想は、売上高は前回予想を1億56百万円上回る55億56百万円(前年同期比8.26%増)、営業利益は97百万円上回る1億87百万円(前年同期△1億06百万円)、経常利益は1億15百万円上回る1億85百万円(同△88百万円)、純利益は86百万円上回る1億36百万円(同△94百万円)と利益面で大幅な上方修正となったことから、黒字転換を見込む。

 通期業績予想については、TVCM業界で、従来のテープや光ディスク等によるプリント納品が10月以降配信による納品に順次変更されていく予定になっているが、その環境等がまだ確定しておらず、同社のTVCM部門、ポストプロダクション部門の業績に与える影響が不透明なこと等により当初予想を据え置くとしている。

 ちなみに、通期連結業績予想は、売上高120億円(前期比6.1%増)、営業利益4億40百万円(同21.1%増)、経常利益4億円(同13.1%増)、純利益2億80百万円(同28.6%増)と増収増益を見込んでいる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る