パソナグループの第1四半期は人材紹介事業やインソーシング事業の伸長を中心にすべてのセグメントで増収

■純利益は前年同期の△5億39百万円から5億33百万円と大幅増益

 人材派遣のパソナグループ<2168>(東1)の第1四半期は、人材紹介事業やインソーシング事業の伸長を中心にすべてのセグメントで増収となったことで、増収大幅増益となった。

 今期18年5月期第1四半期連結業績は、売上高724億58百万円(前年同期比4.7%増)、営業利益10億33百万円(同378.9%増)、経常利益10億06百万円(同476.5%増)、純利益5億33百万円(前年同期△5億39百万円)となった。

 利益面では第2四半期連結業績予想の最終利益△5億円を上回る5億33百万円となったものの、経費の計上時期ずれ等により利益が前倒しで出ていることから、当初業績予想を据え置いている。

 ちなみに、通期連結業績予想は、売上高3233億円(前期比15.3%増)、営業利益56億50百万円(同25.9%増)、経常利益56億円(同29.6%増)、純利益10億円(前期△1億29百万円)を見込む。

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