【株式評論家の視点】ダイキアクシスは19日から1部市場へ昇格、増配

株式評論家の視点

<銘柄の見所>

ダイキアクシス<4245>(東2)は、12月1日(火)2円安(0.16%)の1225円と反落しているが、同社は2日大引け後に東京証券取引所の承認を受け、12月19日に第二部市場から第一部の銘柄に指定されることになったと発表。併せて配当予想の増額と記念株主優待を実施すると発表しており、市場の関心を集めると期待される。

同社は、各種排水処理装置の設計・施工・維持管理。合成樹脂等による製品の製造販売および設計・施工、各種建設材料・住宅設備機器の販売・施工。植物系廃食用油を原料とするバイオディーゼル燃料の精製・販売および精製プラントの販売。飲料水の製造・販売を行っている。2014年12月期第3四半期決算は、売上高が231億2000万円(前年同期比9.1%増)、営業利益が7億2000万円(同76.6%増)、経常利益が8億円(同48.3%増)、純利益が4億1200万円(同22.5%増)に着地。環境機器関連事業で、主力の浄化槽・排水処理システムが堅調に推移。新型浄化槽XE型が、公益財団法人日本環境協会が主催する「エコマークアワード2013」において、「プロダクト・オブ・ザ・イヤー」を受賞したことで、市場での知名度向上に寄与。住宅機器関連事業では消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減は限定的で、建設関連業者等に対する売上が好調に推移するとともに、ホームセンターリテール商材も堅調に推移。

通期業績予想は、売上高319億円(前期比3.7%増)、営業利益8億円(同51.2%増)、経常利益9億円(同30.7%増)、純利益5億3000万円(同31.4%増)を見込む。東京証券取引所第一部への指定を記念し、期末配当について3円の記念配当を実施することから、年間配当は従来予想の22円から25円(普通配当22円、記念配当3円)に増額。12月31日現在の同社株主名簿に記載または記録された同社株式1単元株(100株)以上を保有している株主を対象に記念株主優待を実施する。

株価は、10月24日につけた年初来の高値1280円と買われた後、11月12日安値979円まで調整を挟んで12月1日高値1238円と上昇。26週移動平均線をサポートラインに上昇トレンドを堅持している。次世代燃料『バイオディーゼル燃料』事業の拡大や上水(地下水飲料化)事業やボトルウォーター宅配事業への参入など、新たな事業へ意欲的に取り組んでいることが注目される。東証一部指定の形式要件を充足するため100,000株の立会外分売を12月17日から同18日に実施する予定だが、流動性の向上に対する期待のほか、東証株価指数(TOPIX)算入に伴う指数連動型投資信託への組み入れ期待が加わり、高値奪回から一段高へ向かうか注目されよう。(株式評論家・信濃川)

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