【銘柄フラッシュ】幸楽苑HDが提携で急伸しSKIYAKI(スキヤキ)は上場2日目に初値つける

銘柄

 27日は、東証1部の値上がり率1位がシステナ<2317>(東1)となり、26日に発表した第2四半期決算が好感されて朝方からストップ高で売買をこなし、後場は買い気配に張り付いたまま大引けもストップ高の18.5%高。

 2位は幸楽苑ホールディングス<7554>(東1)の17.4%高となり、11時にペッパーフードサービス<3053>(東1)との間でフランチャイズ契約を締結と発表したことが好感されて1ヵ月半ぶりに上場来の高値を更新。ペッパーフードサービスも13.6%高と急伸し、株式分割など調整後の上場来高値を更新。

 3位は本多通信工業<6826>(東1)の16.8%高となり、26日に発表した第2四半期決算の大幅増益などが好感されて2000年以降の高値を更新。

 三陽商会<8011>(東1)は11時に第3四半期決算を発表してから一段ジリ高となり6.5%高。マネックス証券のマネックスグループ<8698>(東1)は正午前に発表した第2四半期決算を好感して8.0%高。

 南海辰村建設<1850>(東2)は株価2ケタの手軽さがあり、四半期決算の発表が週明けの10月30日とされて先回り買いが増えたようで12.9%高。JFEシステムズ<4832>(東2)は14時に第2四半期決算を発表してから一段と強張り5.8%高。

 メドレックス<4586>(東マ)は東京大学・生産技術研究所の「ヒトiPS細胞から運動神経の束を作製」との発表が関連するのではとの憶測が言われて23.6%高と急伸。キャンバス<4575>(東マ)は開発中の抗がん剤候補の米国での試験で最初の被験者への投与を開始と発表して期待が強まり23.6%高。

 上場2日目のSKIYAKI(スキヤキ)<3995>(東マ・売買単位100株)は公開価格3400円の2.5倍の8400円で売買が成立し初値をつけ、あと9550円まで上げて大引けは9390円。

 YKT<2693>(JQS)は量子コンピューター開発関連株への人気が再燃とされて19.8%高と大幅反発し、エヌエフ回路設計ブロック<6864>(JQS)も量子コンピューター関連株人気が再燃とされて8.2%高。RSC(アール・エス・シー)<4664>(JQS)は警備業界中堅でトランプ大統領の来日を控え臨時警備の特需などが連想されたとの見方があり2日連続ストップ高の15.2%高となった。(HC)

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