東京エレクトロンが上場来の高値、業績見通しと配当予想の増額など好感

株式市場 銘柄

■3月通期の業績見通しは売上高も従来予想を15%増額

 東京エレクトロン<8035>(東1)は1日、急伸して始まり、取引開始後に8%高の2万1325円(1570円高)まで上げて上場来の高値を更新した。31日の取引終了後に第2四半期決算や3月通期の業績見通しと期末配当予想の増額を発表し、好感されている。10月24日には、ゴールドマン・サックス(GS)証券が目標株価を1万7500円から1万9800円に引き上げたと伝えられた。さらなる目標株価の出現を期待する様子がある。

 3月期末の連結業績の見通しは、売上高を従来予想比15%増額して1兆1300億円の見込みとし、営業利益は同じく26%増額して2710億円の見込みに、純利益は同22%増額して1980億円の見込みに修正した。増額後の予想1株利益は1206円73銭。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る