スズキは2日ぶりに上場来の高値、業績・配当見通しの増額など好感

スズキ SUZUKI 7269

■日本国内、インド、欧州とも好調に推移

 スズキ<7269>(東1)は6日、一段高で始まり、取引開始後6428円(160円高)まで上げて2取引日ぶりに上場来の高値を更新した。前取引日(2日)の取引終了後に発表した第2四半期決算(2017年4~9月累計)が従来予想を大幅に上回った上、3月通期の見業績・配当見通しを増額修正。好感買いが強まっている。

 第2四半期までの推移が日本国内、インド、欧州とも好調だった個とを受けて下期のグローバル販売台数などを見直した結果、3月通期の連結業績見通しは、売上高を従来予想より6%引き上げて3兆6000億円(前期比では13.6%の増加)に、純利益は同じく24%引き上げて1800億円(同12.5%の増加)に見直した。増額後の通期予想1株利益は407円95銭。(HC)

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