いちごはフィル・カンパニーとの業務提携を発表

■フィル・カンパニーの発行済株式の6万株(約1%)を1億10百万円で取得することも発表

 いちご<2337>(東1)は7日引け後、フィル・カンパニーとの業務提携を発表した。また、同時にフィル・カンパニーが第三者割当増資により発行する株式に関する投資契約を締結し、フィル・カンパニーの発行済株式の6万株(約1%)を1億10百万円で取得することも発表した。

 フィル・カンパニーは、「空中店舗フィル・パーク」事業を展開しており、コインパーキングに空中店舗を設置し、多額の投資をかけなくて、収益性を向上させる事業である。空中店舗の設置においては、独自のデザイン力、設計力を活かし、デザイン性の高い建物を提供することで、優良テナントの誘致を実現している。(2017 年10月末現在:累計99店舗)

 同社としては、100%グループ会社であるストレージプラスが展開するセルフストレージ事業との親和性も高く、早期の出店拡大においてシナジーが期待出来ると捉えている。また、個人顧客に対して、顧客ニーズに基づいたオーナー代行サービス等を提供するいちごオーナーズにおいても、収益不動産としての「空中店舗フィル・パーク」の提供、土地所有者とのネットワーク拡大、および個人顧客向けの商品開発においてシナジーが見込めるとしている。

 フィル・カンパニーでは、今回の増資等により、自ら土地を購入し、開発していく新たな事業展開を推進していく予定となっており、フィル・カンパニーの事業拡大とともに、同社は、新規事業のさらなる強化を図る方針。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る