【株式評論家の視点】日本システム技術の今3月期第2四半期は大幅増益、押し目買い妙味が膨らむ

株式評論家の視点

 日本システム技術<4323>(東1)は、「情報化の創造・提供による社会貢献」をモットーとして、いかなる企業系列にも属さない完全独立の立場を堅持することにより、業種、技術分野、プラットフォーム等を問わず、常に最新の技術に挑戦しつつ、自由な立場で幅広い分野の開発技術に取り組むことを経営の基本方針として、ソフトウェア事業(受注ソフトウェアの個別受託開発)、パッケージ事業(学校業務改革パッケージの開発・販売及び関連サービス)、システム販売事業(IT機器の販売及び情報通信インフラの構築)、医療ビッグデータ事業(医療情報データの点検、分析及び関連サービス)を運営している。

 従来からの強みである企業・公共向け大規模受託開発、トップシェアを誇る戦略的大学経営システム「GAKUEN」をはじめ、医療情報サービス「JMICS」、金融機関向け統合パッケージ「BankNeo」など業界話題の自社ブランド製品を展開し、事業拡大を推進しているほか、これら新製品の研究開発と併せ、2012年7月には株式会社新日本ニーズ、SafeNeeds株式会社及び桂林安信軟件有限公司の3社を同社グループに迎え、各種戦略的提携の拡大に取り組み、グローバルな事業展開を推進している。

 11月8日に発表した今2018年3月期第2四半期業績実績は、売上高69億8400万円(前年同期比12.2%増)、営業利益9300万円(同3.9倍)、経常利益1億1800万円(同3.2倍)、純利益6000万円(同7.5倍)に着地。売上高と各利益指標は前年同期と比べて全て増加し、堅調に推移している。

 今18年3月期業績予想は、売上高146億25100万円(前期比2.8%増)、営業利益7億9000万円(同38.3%増)、経常利益7億9500万円(同27.4%増)、純利益4億7000万円(同14.4%増)を見込む。年間配当予想は、期末一括25円継続を予定している。

 株価は、7月28日につけた年初来高値1763円から9月6日安値1214円まで調整を挟んで10月30日高値1595円と上昇。上げ一服から11月15日安値1300円と下げている。ソフトウェア、パッケージ及びシステム販売の特性としては、顧客の検収時期が多くの企業の会計期末にあたる3月に大きく集中しているため、通期業績予想は達成できる見通し。三角保ち合いを形成しつつあり、日柄調整が進めば、上放れする可能性はある。ここから押し目買い妙味が膨らみそうだ。(株式評論家・信濃川)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  2. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  3. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  4. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  5. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  6. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る