【銘柄フラッシュ】児玉化学が急伸し「量子コンピューター」のフィックスターズやYKT、エヌエフ回路なども活況高

株式市場 銘柄

 20日は、東証1部の値上がり率1位がフィックスターズ<3687>(東1)となり、国産量子コンピューター技術に関連する銘柄と位置づけられ、朝日新聞が「量子コンピューターの試作機を、国立情報学研究所などが開発し、27日から無償の利用サービスを始める」(朝日デジタル11月20日5時5分配信より)と伝えたことなどが言われて注目され、ストップ高の15.7%高。

 2位はIBJ<6071>(東1)の11.8%高となり、引き続き10月の婚活(結婚活動)会員数が前年同月比23.0%増加したことなどが材料視され、少子化対策の政策にも乗る銘柄として上場来の高値を更新。

 3位はTAC<4319>(東1)の10.6%高となり、資格取得講座を展開するため、首相が提唱する「人づくり革命」の政策関連銘柄とされて出直りを拡大。

 児玉化学工業<4222>(東2)は新開発の「軽量でありながら金属並みの剛性をもつプラスチック製品」がトヨタ「レクサスUS」の最新モデルに採用されたとの発表が材料視されて一時ストップ高の40.7%高となり大引けも36.6%高。日本ピグメント<4119>(東2)は第2四半期の連結純利益(2017年4~9月累計)が前年同期比41%増加したことなどが言われて注目が再燃し4.5%高。

 フィル・カンパニー<3267>(東マ)は日本郵政キャピタルなどとの資本業務提携を材料に11月上中旬に上げた相場が再燃したとされてストップ高の22.3%高。CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は前期に発生した事業の期ずれなどを取り返して今期の大幅回復見通しが見直され6.7%高と出直り拡大。

 YKT<2693>(JQS)も「量子コンピューター」に関する報道が端緒とされてストップ高の24.7%高。同じくエヌエフ回路設計ブロック<6864>(JQS)もストップ高の23.0%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年5月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る