応用地質はシャープとの協業が見直されて大きく出直る

株式市場 銘柄

■災害時支援ソフトとシャープの4K電子黒板を併せて販売活動

 応用地質<9755>(東1)は4日、大きく出直って始まり、取引開始後に6%高の1553円(81円高)まで上げて3取引日ぶりに1550円台を回復した。11月下旬にシャープ<6753>(東2)と提携する観測報道があり、シャープは12月7日の売買から東証1部銘柄に復帰するため、思惑買いが入りやすいとの見方が出ている。

 さる11月22日、一部報道でシャープとの提携観測が伝えられ、応用地質側は提携を決定した事実はないとIR開始で発表したが、この文中で、「当社は、自治体や企業向けの災害時支援ソフトの販売に関して、当社のソフトに適したシャープの4K画像の電子黒板と併せた拡販活動をシャープと展開しております」としたため、協業していることを初めて知って注目し直す様子もあった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る