ジャパンディスプレイが続伸、JOLEDの世界初の印刷方式有機ELパネルを好感

株式市場 銘柄

■印刷方式による有機ELパネルの量産技術を確立し12月5日出荷開始

 ジャパンディスプレイ<6740>(東1)は6日、続伸して始まり、取引開始後に5%高の212円(11円高)まで上げて出直りを強めている。同社が15%出資する有機EL事業会社JOLED(ジェイオーレッド)が5日、「世界初、印刷方式有機ELパネルを製品化、12月5日より出荷開始」と発表し、引き続き材料視されている。

 発表によると、出荷を開始した製品は、21.6型4K高精細の印刷方式有機ELパネル。JOLEDは2015年の発足以降、印刷方式による有機ELパネルの研究開発、量産技術の確立を進め、2017年4月から開発品のサンプル出荷を開始。製品の完成度や生産性の検証において必要とされるレベルを実現したことから、このたび製品としての出荷を開始した。同製品は、医療用モニターへの採用が決まっているほか、さまざまなアプリケーション向けに順次出荷される、という。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る