【銘柄フラッシュ】フォーサイドなど急伸しサンコーや三社電機はトヨタとパナソニックのEV電池提携など材料に急伸

株式市場 銘柄

 14日は、東証1部の値上がり率1位が正栄食品工業<8079>(東1)となりストップ高の14.6%高。13日に発表した前10月期の連結営業・経常・純利益とも2ケタ増益となり、発行済株式総数の19.2%に当たる自己株式の消却も発表し、これらを受けて14日は野村證券が目標株価を6700円から6800円に引き上げたと伝えられた。

 2位は「佐川急便」のSGホールディングス<9143>(東1・売買単位100株)の13.8%高となり、上場2日目とあってご祝儀気分がある中で資本提携する日立物流<9086>(東1)との経営統合への期待などが言われて大活況。

 3位はくらコーポレーション<2695>(東1)の11.1%高となり、10月決算が会社側の予想などを大きく上ぶれた古都などが好感されて3ヵ月半ぶりに年初来の高値。

 サンコー<6964>(東2)トヨタ自動車<7203>(東1)パナソニック<6752>(東1)が電気自動車(EV)用電池などでの協業を発表したことなどが材料視されて急伸しストップ高の18.0%高。三社電機製作所<6882>(東2)も自動車と電機の大手がEV事業で提携したことなどが材料視されて後場一段ジリ高の16.0%高。

 G-FACTORY(ジーファクトリー)<3474>(東マ)は廉価うなぎ料理店「名代宇奈とと」の中華圏での展開ライセンスを中国企業に締結したことなどが材料視されてストップ高の16.1%高。テンポイノベーション<3414>(東マ)は2018年1月末に1対4の株式分割を発表したことなどが好感されてストップ高の14.3%高。

 フォーサイド<2330>(JQS)はグループ企業の中国事業での提携などが好感されて23.4%高と急伸。ケイブ<3760>(JQS)はスマートフォン向けゲーム「ロード・オブ・ダンジョン」の高人気を材料に急伸した相場の調整が一巡とされて出直りを強め5.7%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る