東京都競馬は外れ馬券を必要経費との最高裁判決を材料に4年ぶりの高値

株式市場 銘柄

■超大口の馬券購入が拡大する可能性が開けたとの見方で注目集まる

 東京都競馬<9672>(東1)は18日、取引開始後に6%高の4430円(260円高)をつけて続伸の始まりとなり、2013年以来の4400円台に進んだ。外れ馬券を必要経費として認める最高裁判決が12月15日に下されたと伝えられ、材料視されている。

 報道を総合すると、最高裁で勝訴した案件は、「独自のノウハウで05~10年に約72億7千万円分の馬券を買い、約5億7千万円の利益を上げた(日本経済新聞12月16日付朝刊)男性。一般的な競馬ファンの域を越え、ビジネスとして継続的に投票(馬券購入)していたケースになるようだが、東京都競馬にとっては、超大口の馬券購入が拡大する可能性が開けたことになるとして注目されている。(HC)

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