パイプドHDの「スパイラル(R)マイナンバー管理サービス」が「特定個人情報ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」の第一号サービスの認定を取得

■ASP・SaaS・IoTクラウドコンソーシアム(ASPIC)が2017年10月1日に創設

 パイプドHD<3919>(東1)のグループ企業、パイプドビッツは、クラウド型「スパイラル(R)マイナンバー管理サービス」が、ASP・SaaS・IoTクラウドコンソーシアム(ASPIC)より2017年10月1日に創設された「特定個人情報ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」の第一号サービスとして2017年12月21日付で認定された。

 マイナンバーを含む「特定個人情報」は従来の個人情報保護法よりも罰則の種類が多く、法定刑も重い。標的型サイバー攻撃の手口が日々巧妙化する中、特定個人情報の取り扱いは、個人情報保護委員会が定めた「特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(事業者編)に沿って、安全管理措置を講じる必要がある。

 2017年10月、ASP・SaaS・IoTクラウドコンソーシアム(ASPIC)が新たに創設した「特定個人情報ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」は、ガイドラインに基づき情報開示項目が設定されており、クラウドサービス事業者がサービス内容等の情報開示を行うことで、安心安全な特定個人情報ASP・SaaSであることを対外的に訴求できる。同時に、クラウドサービス利用者は、クラウドサービス事業者からの開示情報を通じて、安心安全なサービスの選定、利用が可能となる。

 同社はガイドラインに準拠したマイナンバーの収集・保管・破棄までを行うことができるクラウド型のマイナンバー管理システム「スパイラル(R)マイナンバー管理サービス」を提供しており、今回、業界に先駆け、同制度運用開始後初めての審査会で、第一号サービスとして認定された。

 マイナンバーは今後、利用用途拡大に伴う法改正が見込まれており、マイナンバー管理のASPサービスを軸にした新しいビジネスの可能性が広がると予想される。同社の提供する「スパイラル(R)マイナンバー管理サービス」は、特定個人情報を管理するシステムだけでなく、システムを支える運用体制についての安全面も認められたことで、採用する企業も増えてくるものと思われる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る