飛島建設は大きく飛び出し値上がり率3位、業績見通しの大幅増額を好感

株式市場 銘柄

■工事採算性の向上などで今3月期の連結経常利益は従来予想を49%増額

 飛島建設<1805>(東1)は25日、大きく飛び出して始まり、取引開始後に10%高の176円(16円高)まで上げて東証1部銘柄の値上がり率3位前後に登場している。22日の取引終了後に今期・2018年3月期の業績見通しを大幅に増額修正し、連結経常利益は従来予想を48.8%引き上げ、注目し直されている。増額後の予想1株利益は22円34銭の見込み。PERは7倍台に低下した。

 発表によると、売上高の増加や工事採算性の向上などにともなう完成工事総利益の増加などにより、今3月期の予想純利益は従来予想を20.3%引き上げて43.0億円の見込み(前期比ではほぼ横ばい)とし、増額後の予想1株利益は22円34銭の見込みとした。(HC)

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