【株式市場】円相場に不透明感あったが日経平均は総じて堅調で底堅く反発

株式

◆日経平均の終値は2万3808円06銭(44円69銭高)、TOPIXは1889.74ポイント(12.88ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億9234万株

チャート15 19日後場の東京株式市場は、週末から週明けの円相場に不透明感があったものの、トヨタ自動車<7203>(東1)は13時30分頃を下値に持ち直して前場の高値に迫り、任天堂<7974>(東1)も前場の高値圏で推移。日経平均は13時30分頃に軟化した以外は堅調に推移して前日比反発した。主な株価指数の中では、前引けに続き東証マザーズ指数が軟調。

 後場は、鹿島<1812>(東1)がシンガポール企業の買収などを材料に一段と強含み、新日鐵住金<5401>(東1)はゴールドマン・サックス証券による目標株価の引き上げが注目されて一段ジリ高。レアジョブ<6096>(東マ)は業績見通しの増額が好感されてストップ高。アサカ理研<5724>(JQS)はリチウムイオン2次電池用希少金属の回収などが言われて14時過ぎからストップ高。

 東証1部の出来高概算は13億9234万株(前引けは6億9444万株)、売買代金は2兆6798億円(同1兆2943億円)。1部上場2064銘柄のうち、値上がり銘柄数は1392(同1470)銘柄、値下がり銘柄数は574(同507)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は30業種(前引けも30業種)となり、値上がり率上位の業種は、その他製品、石油・石炭、建設、鉄鋼、パルプ・紙、非鉄金属、空運、機械、金属製品、不動産、卸売り、その他金融、などとなった。(HC)

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