【銘柄フラッシュ】大和自動車交通はタクシー「相乗り」実証が期待されて急伸しジオマテックはストップ高

銘柄

 25日は、エスケイジャパン<7608>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり14.6%高。さきに業績見通しを増額修正した好業績への評価が衰えないほか、昨年12月に伝えられた一部ゲームセンターによる景品の出を悪くする事件を境に、ゲーム業界は今後、景品の出を良くせざるを得なくなるとの思惑も言われて高値を更新。

 2位はブレインパッド<3655>(東1)の10.8%高となり、23日に集計中の第2四半期決算の見通しを大幅増額修正したことなどが好感されて2日連続大幅高。

 3位は岡谷電機産業<6926>(東1)の10.7%高となり、業績が16年3月期を底に連続大幅回復の見込みであることや漏洩電磁波対策フィルターなどが注目されて高値を更新。

 大和自動車交通<9082>(東2)は1月22日からタクシーの「相乗り」の実証実験を開始しており、注目と期待が相乗する形になってストップ高の30.0%高。サイバーステップ<3810>(東2)は好決算を受けて1月中旬に急伸したため値幅妙味が注目され業績への評価が再燃する形で2段上げに発展しストップ高の18.5%高。

 ベネフィットジャパン<3934>(東マ)は12月に立会い外分売を行い東証1部や2部に向けた要件の充足が進むとの期待などが言われて14.6%高。日本スキー場開発<6040>(東マ)は降雪という天候に恵まれているとされて出直りを強めて4.4%高。

 エヌエフ回路設計ブロック<6864>(JQS)は四半期決算と業績予想の増額が好感されてストップ高の18.3%高と急伸。ジオマテック<6907>(JQS)は三井金属開発の微細回路形成用材料に薄幕を提供と発表し13時頃から急伸しストップ高の16.5%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る