ハウスドゥは第2四半期連結業績予想の上方修正を発表

■京葉ビルドの全株式を取得することについて決議

 ハウスドゥ<3457>(東1)は31日引け後、第2四半期連結業績予想の上方修正を発表した。

 第2四半期連結累計期間の業績については、不動産売買事業が伸長し、不動産流通事業も、既存店、新規出店共に好業績であった。また、リフォーム事業も、中古住宅+リフォーム等が好調であった。フランチャイズ事業も、順調に加盟店数を伸ばし昨年末には500店舗を突破し、ハウス・リースバック事業も、キャピタルゲイン収入は概ね計画通り推移している。不動産金融事業も、貸付金残高を大きく伸ばし、昨年10月10日には大阪信用金庫との提携によるリバースモーゲージ保証業務を開始した。以上の様に各事業の取組が順調に推移していることから、当初予想を上回る見込みとなり、今回の上方修正となった。

 第2四半期連結業績予想は、売上高は前回予想を9億49百万円上回る95億32百万円(前年同期比11.1%増)、営業利益は1億80百万円上回る8億88百万円(同38.75%増)、経常利益は2億01百万円上回る7億78百万円(同40.9%増)、純利益は1億24百万円上回る5億01百万円(同40.3%増)と当初予想を大幅に上回る見込みとなった。

 通期業績予想については、1月から3月が不動産業界の最重要期であることから、業績推移を見極めたうえで、必要に応じて通期業績予想の変更を適時開示するとしている。

 また、同日開催の取締役会で、京葉ビルドの全株式の取得に関する契約を締結することについて決議したことも発表した。

 同社グループは、事業規模の一層の拡大を図るため、現在の事業との親和性の高い事業を営んでいる企業とのM&Aを積極的に進めている。まず、その第一弾として、千葉県船橋市エリアを中心に不動産賃貸業、不動産仲介・コンサルタント業、損害保険代理店業を営む京葉ビルド社の全株式を取得する。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る