ファンデリ―の第3四半期は、マーケティング事業の大幅伸長もあり増収2ケタ増益

■MFD事業では、新商品の開発や医療機関への認知度の向上に努める

 ファンデリ―<3137>(東マ)の第3四半期は、マーケティング事業の大幅伸長もあり、増収2ケタ増益となった。

 今期の第3四半期業績は、売上高25億12百万円(前年同期比4.8%増)、営業利益5億01百万円(同20.3%増)、経常利益5億02百万円(同18.2%増)、純利益3億17百万円(同18.4%増)となった。

 主力であるMFD事業は、新商品の開発や医療機関への認知度の向上に努め、紹介ネットワークの拡大と深耕、新規顧客獲得に注力した。また、「栄養士おまかせ定期便」への積極的な移行を中心とした販売に努めた。更に、『私のおせち』の販売も注力した。その結果、売上高22億27百万円(同0.1%増)、セグメント利益5億12百万円(同3.1%増)となった。

 一方のマーケティング事業は、健康食通販カタログ『ミールタイム』、『ミールタイム ファーマ』の広告枠の販売、また、紹介ネットワークを活用した業務受託では複数の案件を獲得し、堅調に推移した結果、売上高2億85百万円(同65.3%増)、セグメント利益(営業利益)2億15百万円(同71.2%増)と大幅に伸長した。

 通期業績については、第3四半期業績がほぼ計画通りに推移していることから前回予想を据え置いている。

 ちなみに、今期18年3月期通期業績予想は、売上高36億40百万円(前期比12.8%増)、営業利益6億81百万円(同12.1%増)、経常利益6億80百万円(同10.3%増)、純利益4億36百万円(同10.6%増)と最高益更新を見込む。

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