パシフィックネットは約2年半ぶりに4ケタ(1000円)台に進む

株式市場 銘柄

■サイバーセキュリティ事業に期待強く構造転換を進める中で相乗効果の見方

 パシフィックネット<3021>(東1)は19日、再び高値を更新する展開になり、一時17%高の1013円(147円高)まで急伸。2015年10月以来、約2年半ぶりに4ケタ(1000円)台に進んだ。

 2月6日、「米国の政府機関で使用され18年以上破られたことのない(中略)革新的サイバーセキュリティ製品の取り扱いを開始」と発表。翌日から3日連続ストップ高となって急伸し、この間、出来高も急増した。PCIホールディングス<3918>(東1)との提携によるとしたため、がぜん、材料株妙味が強まったようで、ひと呼吸入れて再び上値を追う展開になっている。

 同社では今、従来事業に代わり、ITシステムの導入や更新を機器の選択から構築、管理運用、再更新時の引き取りなどまでトータルで支援する「 LCM(ライフサイクルマネジメント)」サービスを主力事業とする構造転換を推進中。このため、サイバーセキュリティ関連事業の強化は相乗効果をもたらすとして注目を強める姿勢がある。(HC)

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