【銘柄フレッシュ】高見沢サイバネティックスが急伸しにメディカル・データ・ビジョンは連日高値

株式市場 銘柄

 8日は、東証1部の値上がり率1位にメディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)の13.9%高が入り、が医療ビッグデータ活用事業の先駆者の強みと連続最高益の好業績などに注目再燃とされ3日続けて上場来の高値を更新。

 2位はキッツ<6498>(東1)の13.3%高となり、野村證券が目標株価をそれまでの950円から1000円に引き上げたとされて出直りを拡大。

 3位はイー・ガーディアン<6050>(東1)の12.9%高となり、ビットコイン本人認証システムやネットセキュリティシステムを手がけるため、金融庁による仮想通貨交換業界へのチェックは追い風になるとの見方が。

 アライドテレシスホールディングス<6835>(東2)は好業績に加え教科書のデジタル化政策に関連することなどが材料視され、13.2%高と高値を更新して出来高も増加し活況高。プロパティエージェント<3464>(東2)は3月8日を効力発生日として普通株式1株につき2株の株式分割を実施するため、分割後は新たな投資家層の参加が見込めるとされて8.9%高となり、分割など調整後の上場来高値を更新。

 ジェイテックコーポレーション<3446>(東マ)は2月28日に上場し7日まで3日続落だったが、3月下旬に開催の第17回日本再生医療学会でヒトiPS細胞の培養に関する発表を行うとされ、注目再燃となって16.7%高と大きく反発。Fringe81(フリンジはちいち)<6550>(東マ)は投資ファンドのレオス・キャピタルワークスによる大量保有報告書の提出が伝えられてストップ高の16.0%高。

 高見沢サイバネティックス<6424>(JQS)は駅のホームに安全ドアの設置を拡大するとのJR東日本<9020>(東1)の動きなどが材料視されて2日連続ストップ高の26.9%高となった。(HC)

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