三井不動産が戻り高値、「東京ミッドタウン日比谷」や公示地価を好感

株式市場 銘柄

■下値もみ合いを抜け出し上値余地広がる

 三井不動産<8801>(東1)は30日、2日続伸基調で始まり、取引開始後に2587.5円(55.5円高)まで上げて戻り高値を更新した。同社が開発主体となって3月29日に開業した複合施設「東京ミッドタウン日比谷」(東京都千代田区)が注目されているほか、国交省が27日に発表した公示地価(2018年1月1日時点)なども材料視されている。

 2月以降は調整相場が続いており、米国株安に端を発した世界的な株安に押されるように、3月は2500円をはさんで下値もみ合いを続けている。しかし、このもみ合いを抜け出す動きになり、テクニカル的に2700円前後までは上値を追える状態になってきたとの見方が出ている。(HC)

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