セレスはコインチェックの株式売却が注目されて後場一段高

株式市場 銘柄

■6日はマネックスグループもコインチェックの子会社化を発表

 セレス<3696>(東1)は6日の後場一段高となり、大引けにかけて11%高の1700円(166円高)まで上昇。前日比で急反発となっている。正午、巨額の仮想通貨流失事件を起こしたコインチェック株式会社の株式売却により有価証券売却益が発生する見込みと発表。注目が集まった。

 発表によると、売却額は約5億1500万円、売却益は約4億7600万円。売却株数は明らかにしていないが、この発表の少し前、マネックス証券などのマネックスグループ<8698>(東1)が「コインチェック株式会社の完全子会社化に関するお知らせ」を発表し、取得価格は36億円、取得実施日は4月16日の予定としたため、セレスの保有する株式はマネックスグループに売却されると見込まれている。マネックスグループはストップ高の480円(80円高)となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る