ダイキョーニシカワは年初来高値圏、18年3月期2桁増益予想で19年3月期も収益拡大期待

株式市場 銘柄

 ダイキョーニシカワ<4246>(東1)は、自動車用樹脂部品を主力として、バスユニット部材などの住宅関連も展開している。18年3月期2桁増益予想で、19年3月期も収益拡大が期待される。株価は年初来高値圏だ。上値を試す展開が期待される。

■自動車用樹脂部品を主力に住宅機器も展開

 バンパーやインストルメントパネルなどの自動車用樹脂部品を主力として、バスユニット部材などの住宅関連も展開している。自動車関連はマツダ<7261>が主要販売先である。

■18年3月期2桁増益予想で19年3月期も収益拡大期待

 18年3月期連結業績予想(11月7日に2回目の増額修正)は、売上高が17年3月期比7.3%増の1670億円、営業利益が16.2%増の167億2円、経常利益が24.8%増の173億円、純利益が16.9%増の118億30百万円としている。

 主要販売先への売上増加で、国内、中国・韓国、アセアン、中米・北米とも好調に推移する。コスト低減効果や為替影響なども寄与して2桁増益予想である。19年3月期も収益拡大が期待される。

■株価は年初来高値圏

 株価は4月18日に年初来高値となる1984円まで上伸し、17年10月の戻り高値1969円も突破した。4月20日の終値は1931円、前期推定連結PERは約12倍、時価総額は約1427億円である。週足チャートで見ると26週移動平均線を突破した。また13週移動平均線が上向きに転じた。上値を試す展開が期待される。(MM)

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