サイボウズが急反発、価格体系の改定と新サービスコース開始など好感、定額減税にともなう思惑買いも

■価格改定では月2~4億円程度の売り上げ増加を見込む

 サイボウズ<4776>(東証プライム)は5月31日、急反発となって出直りを強め、午前10時にかけて15%高の1764円(238円高)まで上げて東証プライム銘柄の値上がり率1位に躍り出ている。プログラミングの知識がなくてもノーコードで業務のシステム化や効率化を実現するアプリがつくれるクラウドサービス『kintone(キントーン)』などを提供し、30日の15時に「クラウドサービスの価格体系改定、および全社・大規模導入向けkintone『ワイドコース』開始」を発表、買い材料視されている。

 同社株は、このところ、政府の定額減税・給付にともなう事務作業量の増大報道を受けて注目されていたという。価格体系の改定では、「月2~4億円程度売上が増加すると見込んでおりますが、価格改定に伴うサービス解約やユーザー数の変更等の状況により変動する可能性」があるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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