ビート・ホールディングス・リミテッドは一時21%高、新株予約権を巡り思惑買い入る

株式市場 銘柄

■大口保有者の一部売却を発表し譲渡先は「確認中」としたため思惑や憶測広がる

 ビート・ホールディングス・リミテッド<9399>(東マ)(旧・新華ホールディングス・リミテッド、2017年12月14日付で現社名に変更)は26日の後場一段高となり、21%高の260円(45円高)まで上げて年初来の高値を更新している。25日付で、発行済みの新株予約権の大口保有者がその一部を譲渡したと発表し、譲渡先については「確認中」としたため、新たな保有者などを巡り思惑や憶測が広がったようだ。

 発表によると、当該の新株予約権は、2016年12月に現在、同社の株主であるEsther Mo Pei Pei氏(モー氏)に8,000,000個の新株予約権を発行した。モー氏は2016年12月 23日に新株予約権を2,000,000個行使した。今般、モー氏は残りの6,000,000個の新株予約権の内、3,000,000個を第三者に譲渡した。仮に本日3,000,000個の新株予約権が全て行使された場合、譲渡先の保有割合は15.8%になるという。(HC)

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