大日本印刷が一段と出直って始まる、発行株数の6.6%規模の自社株買いなど好感

■3000万株、500億円を上限に5月14日から開始

 大日本印刷<7912>(東証プライム)は5月14日、一段と出直って始まり、取引開始後は2212.0円(117.5円高)をつけて今年3月27日以来、約半月ぶりに2200円台を回復している。13日午後に発表した3月決算では、今期・2026年3月期の予想を連結営業利益0.4%増とするなど小幅増程度にとどめたものの、同時に発行済株式総数の6.6%規模の自己株式取得(自社株買い)も発表し、好感されている。

 自社株買いは、取得株式総数3000万株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の6.65%)、取得総額500億円(上限)、取得期間は25年5月14日から26年3月31日までとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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