サンウッドは「都心・高額・ハイエンド」存分に発揮し売上高が69%増加

株式市場 銘柄

■2018年3月期、事業用地の仕入れも進み19年3月期も積極展開へ

 ハイグレード高級マンションのサンウッド<8903>(JQS)の2018年3月期の業績(非連結、決算発表は5月14日)は、新築分譲などの不動産開発事業の売上高が前期比85%増加し、リノベーション事業も同じく15%増加するなど、すこぶる好調に推移し、全社売上高は前期比68.5%増加して113億9100万円となり、営業利益は同約4倍の5億5700万円、純利益は同78.9%増の3億400万円となった。

■発売開始前から人気化する物件が多く販売諸費用など大幅に節約

 とりわけ、この期に新規分譲した4物件(赤坂丹後町、代々木西参道など)を中心として、各建物とも発売開始前から人気化する状況になり、販売にかかわる諸費用のうち広告宣伝費は前期比で約31%削減できた。「都心・高額・ハイエンドという事業方針をいかんなく発揮できた」(同社)とした。

 事業用地の仕入れは、18年3月末までで約91億円を20年3月期の売り上げ分として手当て済みで、さらに96億円を21年3月期以降の売り上げ分として手当てした。仕入れは翌期以降の売上高や収益につながる重要なファクターになる。

 今期・19年3月期の業績見通しは、前期に見られたような販売関連費用の大幅減を前提とせず、用地の仕入れを引き続き積極的に行うことなどを前提として、売上高を117億5000万円(18年3月期比3.1%の増加)とし、営業利益は5億5800万円(同0.2%の増加)、純利益は同3億800万円(同1.0%の増加)、1株利益は65円06銭の見込みとした。

 今期は、主軸の「都心・高額・ハイエンド」タイプに加え、多様化する都心在住者のニーズに合わせ、ディンクス(共働きで子供のいない家庭)なども主な需要層とする都心近郊のコンパクト物件や郊外型のコンセプト物件も展開し、商品ラインアップを拡大する方針とした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  2. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  3. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  4. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  5. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  6. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る