【銘柄フラッシュ】日本通信など急伸しラクスルは上場2日目も人気が強く11.2%高

株式市場 銘柄

 6月1日は、東証1部の値上がり率1位に日本通信<9424>(東1)が入り、群馬銀行などとのプロジェクトが金融庁の「FinTech実証実験ハブ」支援案件に採用との発表などが注目されてストップ高の42.0%高。

 東証1部の値上がり率2位はインフォマート<2492>(東1)の10.8%高となり、今期は3期ぶりに最高益の見込みなどとするため業績拡大への評価が再燃とされて高値を更新。

 3位はヨシックス<3221>(東1)の10.7%高となり、5月30日にいちよし証券による目標株価の引き上げが伝えられたのに続き、1日は東海東京調査センターが3360円から4100円に引き上げたと伝えられ注目が強まる形に。

 相模ゴム工業<5194>(東2)は5月中旬の前期決算発表を境に急動意となり、今期の2ケタ増収、純利益最高更新見通しなどへの評価が再燃とされて5.1%高となり3日続伸の急出直り相場に。JMACS<5817>(東2)は空中にタッチパネルが浮かび上がる非接触サイネージシステム「Nadis(ナディス)」への注目が再燃とされて4.4%高と出直り。

 ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス<6575>(東マ)はいきなり動意を強めて12.8%高となり、1日付で決算説明会の資料を同社ホームページにアップし注目されたとの見方。ラクスル<4384>(東マ)は上場2日目も人気が強く11.2%高と高値を更新。マネーフォワード<3994>(東マ)はインドのフィンテック企業への出資などが注目されて10.4%高となり戻り高値。

 日本テレホン<9425>(JQS)は4月決算の一部黒字化予想などが再注目される様子で15.5%高。アイフリークモバイル<3845>(JQS)は5月下旬に仮想通貨交換業などへの展開を含めた定款変更を発表してから急伸し、相場つきが変わったとの見方があり二段上げへの期待などが言われて12.1%高と大きく出直った。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る