【株式市場】円安や米朝融和など期待され日経平均は一時2万3000円台を回復

株式

◆日経平均は2万2867円41銭(63円37銭高)、TOPIXは1790.79ポイント(3.95ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億2712万株

チャート13 12日(火)前場の東京株式市場は、円相場が1ドル110円台への円安再燃となったことや、米朝トップ会談後の経済協力への期待などから、機械、鉄道、石炭、タイヤ、たばこ、化粧品、トイレタリー、家具などの関連株などが強く、日経平均は取引開始後に207円53銭高(2万3011円57銭)まで上げた。ただ、一方で半導体製造装置や半導体株の一角が安く、日経平均の前引けは63円37銭高(2万2867円41銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 LINE<3938>(東1)も対北朝鮮融和に関連する銘柄とされて大幅続伸し、カイオム・バイオサイエンス<4583>(東マ)は「ヒト化抗セマフォリン3A抗体」の特許取得が注目されて急伸。佐渡汽船<9176>(JQS)は「佐渡金山」の世界遺産登録運動への期待などがあるとされて急伸。

 東証1部の出来高概算は6億2712万株。売買代金は1兆1445億円。1部上場2089銘柄のうち、値上がり銘柄数は984銘柄、値下がり銘柄数は968銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る