【株式市場】米中貿易摩擦の懸念が後退し日経平均は後場317円高まで上げて2日続伸

株式

◆日経平均の終値は2万2052円18銭(264円04銭高)、TOPIXは1711.79ポイント(20.25ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億2088万株

チャート13 9日後場の東京株式市場は、香港株式に続いて始まった上海株式も高くなり、上海総合指数は2%高(本日の日経平均は300円高でも1.4%高)と伝えられ、米中の貿易摩擦に対する不透明感が一段と後退する雰囲気になり、日経平均は一段とジリ高。ソニー<6758>(東1)や資生堂<4911>(東1)などが上値を追い、日経平均は13時過ぎに317円81銭高(2万2105円95銭)まで上げた。大引けも本日の高値圏で推移し2日続伸。東証2部指数、マザーズ指数、日経JQ平均も高い。

 後場は、引き続きエーザイ<4523>(東1)が米国での共同臨床結果などを材料にストップ高買い気配に張りつき、豪雨災害復興関連株としてゼニス羽田ホールディングス<5289>(東2)フマキラー<4998>(東2)などがジリ高。データセクション<3905>(東マ)KDDI<9433>(東1)による出資観測の報道を受けてストップ高。

 東証1部の出来高概算は12億2088万株(前引けは6億461万株)。売買代金は2兆415億円(同9974億円)。1部上場2099銘柄のうち、値上がり銘柄数は1649(同1464)銘柄、値下がり銘柄数は390(同549)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けは32業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他金融、医薬品、金属製品、電気機器、情報・通信、その他製品、サービス、非鉄金属、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る