【株式市場】日経平均は2月15日以来の2万1000円割れとなるが材料株など強い

株式

◆2万1069円93銭(44円37銭高)、TOPIXは1578.62ポイント(6.18ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億2870万株

■新規上場のgooddays ホールディングスは後場も買い気配

チャート14

 3月25日(月)後場の東京株式市場は、引き続き前週末のNYダウ急落が影響した半面、3月期末配当の利回り2%超が見込める三井住友FG<8316>(東1)などは絶好の下値買いになるとの見方もあり持ち直してスタート。日経平均は706円安で始まったあと底堅く、前場の安値2万911円57銭(715円77銭安)を割り込まずに持ち直した。今夜のNY株式を気にする様子はあったが、ソニー<6758>(東1)も時間とともに持ち直したため安堵感があった。日経平均は大きく反落し、終値での2万1000円割れは2月15日以来になった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 後場は、第一工業製薬<4461>(東1)が一段強い動きを見せ手年初来の高値に進み、この3月末現在の株主から株主優待を実施することが材料視され、ニーズウェル<3992>(東2)は3月中旬の業績予想の増額が注目し直されてストップ高。ASJ<2351>(東マ)は3月投入の新オンラインゲームに期待とされて連日急伸しストップ高。マリオン<3494>(JQS)は不動産特定共同事業法に係る許可申請(電子取引業務を含む)の発表が注目され再び出直り拡大。

 25日新規上場のgooddays ホールディングス<4437>(東マ)は前後場とも買い気配のまま初値が付かず、大引けは気配値のまま上げる際の本日の上限気配値5250円(公開価格2280円の2.3倍)となった。

 東証1部の出来高概算は13億2764万株(前引けは6億8000万株)、売買代金は2兆3917億円(同1兆2102億円)。1部上場2140銘柄のうち、値上がり銘柄数は104(同79)銘柄、値下がり銘柄数は2014(同2033)銘柄。また、東証33業種別指数は前比家と同様に全業種が安い。(HC) 

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  2. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…
  3. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  4. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…
  5. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  6. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る