【株式市場】材料株など強く日経平均は後場一進一退だが約1ヵ月ぶりの高値

株式

◆日経平均の終値は2万2794円19銭(96円83銭高)、TOPIXは1751.21ポイント(6.16ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億4604万株

 18日後場の東京株式市場は、円安傾向が昼頃から1ドル113円台前半で一服傾向になり、トヨタ自動車<7203>(東1)などがやや値を消して一進一退に転じたほか、NTTドコモ<9437>(東1)ももみ合いに転じるなど、円相場との相関が相対的に強くない主力株も上げ一服模様になり、日経平均は前場の高値(251円96銭高の2万2949円32銭)を抜けずに一進一退となった。それでも大引けは6月15日以来の2万木徳神糧円台となり4日続伸。また、前引けは小安かった東証2部指数も小高くなり、マザーズ指数、日経JQ平均もそろって高い。

 後場は、ジーンズメイト<7448>(東1)が一段高となり、直近の一時600円割れによって下値メドに届いたとの見方。リミックスポイント<3825>(東2)は仮想通貨交換事業の競合相手が減る動きが言われて出直り拡大。ブランジスタ<6176>(東マ)はスマホクレーンゲーム「神の手」25回目のアップデートを巡る米アップル社との見解の相違が楽観視されて急反発。エムティジェネックス<9820>(JQS)は大株主「森ビル」の時価が簿価の2倍以上との報道が材料視されて急伸。

 東証1部の出来高概算は11億4604万株(前引けは5億9593万株)。売買代金は2兆1670億円(同1兆1077億円)。1部上場2102銘柄のうち、値上がり銘柄数は1444(同1627)銘柄、値下がり銘柄数は579(同417)銘柄。

 また、東証33業種別指数は25業種(前引けは29業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、石油・石炭、ゴム製品、精密機器、空運、輸送用機器、電力・ガス、水産・農林、パルプ・紙、などとなった。(HC)

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