エムティジェネックスは「森ビル」の含み益に関する報道など材料に高値を更新

株式市場 銘柄

■「時価が簿価の2倍以上に上昇した」と伝えられる

 不動産管理などのエムティジェネックス<9820>(JQS)は18日の後場一段高となり、14時30分にかけては15%高の3340円(446円高)まで上げて上場来の高値に進んだ。

 東京都区内を中心に「森ビル」を展開する森トラストのグループ企業で、手掛かり材料としては、この日の日経産業新聞が「天にも昇る含み益」などと題し、「国内の不動産市場が活況だ。賃料の上昇と海外マネーの流入を背景に(中略)森トラストのように時価が簿価の2倍以上に上昇したデベロッパーも現れた」(日経産業新聞2018年7月18日付)などと伝えことが材料視されたとの見方が出ている。市場関係者の中には、森トラストの代理上場会社と位置付けて重視する様子もあるようだ。(HC)

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