バルクホールディングスの第3回新株予約権、大量に行使が進む

株式市場 銘柄

■前回開示時点の未行使予約権数5200個が3700個に減少

 バルクホールディングス<2467>(名セ)は3日の取引終了後、2018年7月11日に発行した第3回新株予約権(行使価額修正条項付)の大量行使を発表。行使請求により、8月3日付で新株15万株(予約券の数1500個)を交付し、前回開示時点における未行使の新株予約権数5200個に対し、現時点で未行使の新株予約権数は3700個に減少したとした。

 3日の株価終値は853円(38円高)。新株予約権の大量行使は、直接的には、新株の交付により発行済み株式総数が増えることになり、既存株主にとっては株式価値の希薄化の要因になる。しかし、経験測的に、希薄化を警戒する相場は発行当初で一巡することが少なくなく、以後は、行使が進むにつれて買い直される材料になることが多いようだ。(HC)

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