
■4月臨時株主総会承認後に完全子会社化
東邦チタニウム<5727>(東証プライム)は2月25日、JX金属<5016>(東証プライム)を株式交換完全親会社とする経営統合を行い、同社の完全子会社となることを発表した。両社は同日、株式交換契約および経営統合契約を締結した。4月24日開催予定の臨時株主総会での承認を経て、6月1日に効力発生を予定する。JX金属は現在、東邦チタニウム株式の50.38%を保有している。
完全子会社化により、半導体用スパッタリングターゲット向け高純度チタン供給体制の強化や、塩化技術・高融点金属溶解技術の融合による先端材料分野での競争力向上を図る。チタン資源供給の安定化によるサプライチェーン強化、新規材料開発の加速、経営資源の最適化も進める方針だ。金属チタン事業は分社化し、日本製鉄<5401>(東証プライム)の資本参画を検討するとともに、持続的成長と企業価値向上を目指す。
■統合期待で買い注文殺到
2月26日、株価は値幅制限上限の2291円でストップ高買い気配となった。前日終値は1891円で、完全子会社化を含む経営統合発表を材料に買いが集中した。時価総額は1632億円。PERは予想70.85倍、PBRは2.29倍と高水準で推移する。年初来高値2094円を更新する水準まで上値余地が意識され、需給主導の展開となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















