【銘柄フラッシュ】アクロディアなど急伸し新規上場3銘柄は前場で初値つく

銘柄

 24日は、機関投資家が3月末にかけては年度末のため動けなくなるとの見方があり、ファナック<6954>(東1)は前週末にかけて全体相場を牽引してきた主役とあって模様ながめ気分が広がり0.1%安と軟調程度だが3日続落となった。半面、昨日ストップ高のエーザイ<4523>(東1)は引き続きアルツハイマー病新薬への期待が強く、後場一段と強含んで大幅続伸となり9.4%高、中外製薬<4519>(東1)も高値更新など、薬品株が総じて強い。

 後場は鹿島<1812>(東1)が一段強含んで2.6%高など、大手建設株も動意を強め、アクロディア<3823>(東マ)は新作ゲームの配信開始発表などが好感されて19.2%ストップ高、イムラ封筒<3955>(東2)は地方自治体の商品券配布や統一地方選の関連需要に期待とされて一時ストップ高の後も強く25.5%高、広栄化学工業<4367>(東2)は3月期末配当利回り2%前後などが魅力と買い直されて6.1%高、ACCESS<4813>(東マ)はすべての機器がネットでつながる「IoT」に寄与する製品発表などが好感されて16.8%高、ミクシィ<2121>(東マ)は引き続きチケット再販サイト買収が材料視されて5.1%高の4日続伸となった。

◆本日の新規上場3銘柄はすべて前場で初値がつく

RSTechnologies<3445>(東マ、売買単位100株)はシリコンウエハーの再生加工などが主事業で、9時39分に公開価格2750円を24%下回る2100円で初値がつき、その後は2480円まで上げ、終値は2410円。

ファーストコーポレーション<1430>(東マ、売買単位100株)は分譲マンション事業を展開し、9時47分に公開価格1600円に対し25%高の2000円で初値がつき、その後2180円まで上げて終値は1880円。

イード<6038>(東マ、売買単位100株)はネットでのマーケティングサービスなどを行ない、10時26分に公開価格1400円に対し46%高の2050円で初値がつき、その後2392円まで上げて終値は2026円。

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