【引け後のリリース】参天製薬が眼科製品など好調で業績予想を増額

引け後のリリース

参天製薬<4536>(東1)は24日の大引け後、2015年3月期の連結業績予想を全体に増額修正し、営業利益はこれまでの予想の300億円を330億円の見通し(前期は274.1億円)とした。2014年5月に米メルク社から取得した眼科製品の収益が想定を上回る見込みになるなど、最近の動向を踏まえた。

純利益の予想はこれまでの予想の195億円を220億円の見通し(前期は171.1億円)とし、増額後の予想1株利益は266.34円とした。また、IFRS(国際会計基準)での業績予想も増額し、IFRSでの新たな予想1株利益は280.87円とした。

株価は2014年5月頃からジリ高基調を一段強め、本日8680円まで上げて上場来の高値を更新した。増額後の予想1株利益で見たPERは32倍になり、大手薬品株の中ではそれほど割高感がない水準といえる。

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