【銘柄フラッシュ】ソレイジア・ファーマが好材料2連発で急伸し明治機械は10日ぶりに大反発

株式市場 銘柄

 17日は、ツナグ・ソリューションズ<6551>(東1)が19.2%高となって東証1部の値上がり率1位に着き、日本経済新聞で3年後の営業利益を7倍にする計画と伝えられ急伸。会社側は正午過ぎに「業績数字に関しては当社が発表したものではない」と東証IR開示で発表。

 東証1部の値上がり率2位はダントーホールディングス<5337>(東1)の13.5%高となり、大引け前15分間で一気に急伸。大引け後に主要株主の異動などを発表。

 3位はベクトル<6058>(東1)の8.6%高となり、8月30日割当で発行する新株予約権(第6、7、8回)の資金調達の手取概算額100億4417万円が注目されて急伸。

 明治機械<6334>(東2)は急反発し31.3%高。16日まで9日間続落して約100円(約29%)急落してきたところで株式新聞が採り挙げたと伝えられ、自律反発機運が刺激されたとの見方。大日本コンサルタント<9797>(東2)は8月10日の6月決算発表後に急伸したあと高値もみ合いに転じて値固めが続き、好業績を評価したチャートが次第に煮詰まってきたとされて再び注目されたようで買い先行となり7.4%高。

 ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)は朝の取引開始前に「SP-03:エピシル」について発表したのに続き、正午には「SP-02:ダリナパルシン」について発表して一段高となり22.5%高。中村超硬<6166>(東マ)は8月8日の四半期決算発表後に2日連続ストップ安となったが、「過剰反応」との見方があり一転ストップ高の20.8%高。

 ホロン<7748>(JQS)は第1四半期の大幅な黒字化決算発表を境に急伸相場となっており、遂に需給ひっ迫が極まってきたとの見方でストップ高の25.9%高。日本テレホン<9425>(JQS)は総務省がスマ―トフォンの中古端末流通市場の活性化を促す方針と伝えられたことが連日材料視され2日連続ストップ高の17.9%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る