レカムはベトナムでの太陽光発電システム販売が注目され再び出直り強める

株式市場 銘柄

■海外ではすでにLED照明の販売を6拠点で展開し太陽光発電はベトナムから開始

 レカム<3323>(JQS)は4日の後場寄り後に267円(6円高)となり、再び出直りを強めている。OA機器全般の販売やモバイル端末の販売、インターネット関連サービスの提供などを行い、3日、ベトナムでの太陽光発電システム販売事業の開始などを発表。注目されている。

 発表によると、同社は、すでに海外事業として、2015年からLED照明の販売を中心に事業を開始し、中国(上海、大連、広州)、ベトナム、マレーシア、ミャンマーと6拠点で事業を行うまでに拡大している。これらの拠点で、太陽光発電システムについてのヒアリングを実施したところ、非常に関心が高く、需要が大きいものがあり、太陽光発電システム販売の第一弾として、ベトナムレカム社で事業を開始することとした。

 ベトナムでは、経済成長により電力需要が年々増加していることなどから、電気料金も1年または2年ごとに引き上げが行われているため、電気料金削減に対する関心は高く、また、ベトナム南部の地域は、日照時間が長いことから、太陽光発電効率がよく、太陽光発電システムの注目度も高いため、ベトナムレカム社が進出しているホーチミン市は太陽光発電システムを設置する環境として適していると判断した。なお、ベトナムレカム社の顧客には日系の工場が多く、その屋根に太陽光発電システムを設置することなどにより、電力料金の削減が十分図れるものと考えているとした。(HC)

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