エコモットは地震停電で一部操業停止としたが地盤変位計測システム注目され急反発

株式市場 銘柄

■8月下旬の急伸に続く上げ相場になりテクニカル的に注目強める様子も

 エコモット<3987>(東マ)は10日、後場寄り後に17%高の1333円(196円高)まで上げて大きく反発している。IoTインテグレーション事業などを展開し、本社所在地は札幌。最大深度7を観測した「北海道胆振(いぶり)東部地震」のため、一部で「停電により操業を停止」と9月7日発表したものの、「地盤変位や人工構造物の変位をミリメートルオーダーで計測し、計測データをクラウド上で管理することのできる高精度3次元変位計測システム」『DANA CLOUD(ダーナクラウド)』を開発」と8月24日に発表しているため、今後の防災対策に不可欠な関連株と位置づけて注目する様子がある。

 この地盤変位などを高精度で計測するシステムを発表した8月24日は147円高(16%高)となり、翌25日も136円高(13%高)で2日連続大幅高。その後、微調整を経て再び上げ相場になってきたため、テクニカル的な値動きの面から注目を強める様子もある。(HC)

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