【銘柄フラッシュ】フィンテックグローバルが急伸しキムラは復興関連とされ連日ストップ高

株式市場 銘柄

 10日は、ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657>(東1)の17.2%高が東証1部の値上がり率1位となり、前週末売買日に発表した第2四半期決算の大幅増益などが注目されて上場来の高値に接近。

 2位はアイビーシー<3920>(東1)の14.0%高となり、8月末に開始したクラウド型の情報監視サービスなどへの期待が再燃とされて出直り急。

 3位はシステムインテグレータ<3826>(東1)の11.5%高となり、8月第2四半期の業績に期待が強いとされて再び上値を追い、株式分割など調整後の上場来の高値を更新。

 アイル<3854>(東2)は7日発表の7月決算や今期の見通しが注目されてストップ高の16.5%高。エリアクエスト<8912>(東2)は保有自己株を除く発行株数の6.7%に達する150万株を上限とする自社株買いが材料視されて13.3%高と急反発。

 フィンテック グローバル<8789>(東マ)は正午に北欧風のテーマパーク「メッツァビレッジ」のテナント第2弾オープンについて発表し、注目再燃となりストップ高の28.6%高。メディアシーク<4824>(東マ)は7日発表の7月決算が赤字になったものの、今期・19年7月期は各利益とも黒字化の見通しのため注目し直されて15.8%高。

 地域新聞社<2164>(JQG)は8月決算や今期見通しに対する大幅な上振れ、拡大の観測がネット有料情報で出回っているとの見方があり連日ストップ高の16.5%高。キムラ<7461>(JQS)は北海道が地盤の住宅資材商社のため、「北海道胆振(いぶり)東部地震」による地元の復興関連株として注目がおさまらないようで3日連続ストップ高の15.2%高となった。(HC)

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