経営統合を発表したバイテックHDは6%高、UKCホールディングスは8%高

株式市場 銘柄

■株式交換比率1対1で来年4月に新会社「レスターホールディングス」発足

 バイテックホールディングス(バイテックHD)<9957>(東1)は18日、続伸基調となって出直りを強め、10時にかけて6%高の2570円(145円高)前後で推移して戻り高値を更新している。半導体などの総合エレクトロニクス商社で、前取引日(9月14日)の取引終了後、類似業態の大手UKCホールディングス<3156>(東1)との経営統合を同時に発表。期待が集まった。

 UKCホールディングスは8%高の2622円(182円高)前後となっている。発表によると、吸収合併存続会社はUKCホールディングスになるが、対等の精神に則り、統合比率(株式交換比率)はバイテックHD1株に対しUKCホールディングス1株。吸収分割承継会社を経て、2019年4月1日付(予定)で統合新会社「レスターホールディングス」を発足させるとした。

 電子部品商社の業界では、加賀電子<8154>(東1)が9月10日、富士通エレクトロニクス(非上場)の段階的な株式取得と2021年12月(予定)の完全子会社化発表した。関連報道では、これらの統合実現後の売上高規模による業界順位は、1位がマクニカ・富士エレホールディングス、2位が加賀電子、3位が「レスターホールディングス」になる。(HC)

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