【銘柄フラッシュ】高見沢サイバネティックスなど連日急伸しエックスネットは認知症高齢者の資産が材料視され急伸

株式市場 銘柄

 10月19日は、FIG<4392>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、経済産業省と国土交通省が無人タクシーの実用化に向けたルール整備に着手すると17日に日本経済新聞が伝えて急動意となったのに続く一段高となり、値幅妙味などが言われて13.5%高。

 2位はエックスネット<4762>(東1)の11.7%高となり、10月1日に個人向け信託管理システムの提供開始を発表してから急動意となり、この一両日は、「認知症高齢者の資産140兆円」とNHKテレビが伝えたことなどが材料になったとされて再び急伸。

 3位はメンバーズ<2130>(東1)の10.5%高となり、データサイエンスの領域に特化した人材派遣事業への進出などが注目されて出直りを拡大。

 川金ホールディングス<5614>(東2)は後場ストップ高の18.2%高となり、耐震ダンパーの性能偽装問題を受けて交換にかかわる周辺工事などに関連するとの見方。インテリジェントウェイブ<4847>(東2)は金融カードシステムに強く、消費税引き上げ後の軽減税率のポイント還元案に関連する銘柄との見方があり8.1%高と大幅続伸。

 バリューデザイン<3960>(東マ)も消費税引き上げ後の軽減税率のポイント還元案に関連する銘柄とされて連日大幅高となり20.0%高と年初来の高値を連日更新。ロゼッタ<6182>(東マ)は第2四半期の大幅増益などが好感されて14.8%高と大幅反発。

 高見沢サイバネティックス(高見沢 Tacy)<6424>(JQS)は東京メトロ向けの券売機納入の大型受注などを材料に注力する資金集団があるとの見方があり2日連続ストップ高の26.5%高。アイ・ピー・エス<4335>(JQS)は「四季報」最新号発売日の9月14日にいきなり動意づいてから相場にウネリが出てきたとされ、以後、業績拡大期待が強まってチャート妙味も出てきたとされて注目が集まり2日連続ストップ高の17.1%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る