太洋工業も逆行高、第3四半期の黒字化が好感される

株式市場 銘柄

■基盤検査機事業、電子基板事業などが好調に推移

 太洋工業<6663>(JQS)は10月25日、大幅続伸し、取引開始後に16%高の678円(92円高)まで上げて戻り高値を更新した。プリント基板検査・試作メーカーで、24日の取引終了後、第3四半期決算(2017年12月21日から18年9月20日、連結)を発表。各利益とも前年同月比で黒字化し、注目が強まった。

 検査システム事業は減収になったが、基盤検査機事業、電子基板事業などが好調で、第3四半期までの累計連結売上高は前年同期比12.1%増加した。12月通期の業績見通しは据え置き、売上高は前期比9.9%増の46.58億円、純利益は同90.0%増の0.1億円、1株利益は1円74銭。(HC)

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