大日本印刷、インド工科大に海外第2の研究拠点開設、EV・医薬で成長市場取り込み

■EV無線給電と医薬原薬の研究を開始、現地ニーズ対応で社会実装を加速

 大日本印刷<7912>(東証プライム)は3月23日、インド南部テランガナ州に研究開発拠点を開設すると発表した。2026年4月にインド工科大学ハイデラバード校の企業連携拠点内に設置し、2025年9月開設のオランダに続く海外2カ所目の拠点となる。モビリティ関連とメディカルヘルスケア関連を中心に、同大学と共同研究を進める。

 インド市場は人口増加と経済成長を背景に重要性を高め、供給網再構築の中で研究開発・製造拠点としての役割が拡大している。ハイデラバードはモビリティや医薬、半導体などの産業集積が進み、モビリティクラスター「Telangana Mobility Valley」や製薬産業基盤を有する点が特徴である。中東・アフリカ展開の戦略拠点としても位置付けられる。

 新拠点では、EV向け無線給電システムと医薬原薬の合成ルート開発を初期重点領域とする。前者ではシート型コイル技術を基盤に設計・実証・事業化を進め、EV普及に寄与する。後者では精密有機化学合成の知見を活用し、開発から量産検討までを効率化する。インドをグローバル開発拠点の一つとし、研究成果の事業化と世界市場展開を図るとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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