【株式市場】四半期決算発表後に下げる銘柄もあり日経平均は反落するが新興市場は高い

株式

◆日経平均の終値は2万1898円99銭(344円67銭安)、TOPIXは1640.39ポイント(18.37ポイント安)、出来高概算(東証1部)は14億8991万株

チャート14 11月5日後場の東京株式市場は、13時に四半期決算を発表した清水建設<1803>(東1)が一気にプラス圏に浮上して上値を追い、14時に発表した豊和工業<6203>(東1)は一段高など、好反応の銘柄が多かった一方、そうでない銘柄も多く、日経平均は14時30分過ぎまで前引けの水準(258円61銭安の2万1985円05銭)をはさんで小動き横ばいとなった。大引けにかけては、株価指数の先物に上値の重さを嫌った投げが出たとの見方もあり、前週末の556円高に対し反落した。一方、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は続伸。

 後場は、学研ホールディングス<9470>(東1)が業績拡大期待などから一段と強含み、スリーエフ<7544>(東2)は10月に発表済みの四半期業績の大幅な赤字縮小などが言われて一段とジリ高。農業総合研究所<3541>(東マ)は日本郵政グループとの広範な提携効果に期待再燃とされて再び上値を指向。YKT<2693>(JQS)は第3四半期の大幅増益が注目されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は14億8991万株(前引けは6億4884万株)。売買代金は2兆6280億円(前引けは1兆1245億円)。1部上場2111銘柄のうち、値上がり銘柄数は656(同906)銘柄、値下がり銘柄数は1372(同1100)銘柄。

 また、東証33業種別指数は2業種(前引けは4業種)が値上がりし、値上がりした銘柄は、空運、建設、のみだった。(HC)

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